新ブランド「Laysens Ristore」(レイセンス・リストーレ)先行発売

株式会社エムエスディは2018年以降、経営コンサルティング事業を中心とした事業展開から、ソーシャルデザインの手法を活用したブランド商品開発の事業へと構造転換を行なってまいりました。そして今年、創業24年目で初となる自社ブランド商品「Laysens」(レイセンス)をリリースする運びとなり、その第1弾商品として「Laysens Ristore」(レイセンス・リストーレ)を発売することとなりました。

「Laysens Ristore」開発のエピソード

2019年12月某日 @銀座

弊社代表の北島と、開発担当役員の浅野が、銀座で大事な会食に参加しました。

ちょうどその日の夕方、開発協力元の会社からゼリーの試作品が届いていたので「味見をして、開発協力先にフィードバックをしたい」という開発サイドの意向があり、北島と浅野がゼリーの試食を行いました。

そのあと2人は慌ただしく銀座へ。夜の会食は長時間にわたり、酒宴は2次会・3次会と進み、AM3時頃まで会食は続いたそうです。

翌朝の驚き

翌朝、代表の北島はAM6時に新幹線で移動するため、帰宅後すこし仮眠をとり出発。開発役員の浅野は、自宅に帰らず事務所にて仮眠をとり、早朝から別件の会議に向かいました。

前夜、かなりの量のお酒を飲んだこともあり、しんどい朝になるだろうと予想をしていましたが、北島も浅野もなぜか『スッキリ』とした目覚め。翌日の仕事に、全く支障がなかったことに大きな驚きを感じたそうです。

「いったいどうして?」という気持ちで両者が記憶を辿ってみたところ、共通していたのが前日に試食していたゼリーであったことに思い当たったそうです。その試作品ゼリーに含まれていたのが、オルニチン1000mgでした。

オルニチン1000mg

割と無理が効いた20代から30代半ばを過ぎて、回復が少しずつ遅れている感覚を持ち始める40代。ハードなビジネスの中で、出張の時、運動の後、酒宴の前後など、こうした商品があればリカバリーができる、常に良いコンディションでビジネスができるのではないかと開発サイドが着想し、商品の開発を始めました。Ristore(リストーレ)は”回復”を意味する言葉です。

開発に際して調査を進めていくと『世の中にオルニチンを含む商品は数多くあれど、オルニチンの含有量が驚くほど少ない商品ばかりである』ということがわかりました。

我々は、いかに小さくコンパクトな容量の中にオルニチンをたくさん入れることができるか、これが研究開発のポイントとなりました。

開発の苦難

しかしいざ、開発に着手したものの、オルニチンは独特の臭いがあることが大きな壁として立ち塞がりました。幾度となくマスキング材を試してみても、どうしても独特の臭いが消えない。6ヶ月ほど、何度も試行錯誤をする中で、開発部が国内外の論文を読み漁り、オルニチンの中の特有の物資に対して効果的な消臭作用を有すると判明したのが、緑茶成分・カテキンの一種でした。この成分を活用し、開発の大きな壁を超えることができました。

味のバランス

カテキンの作用で独特の臭みを消すことに成功したものの、カテキンが持つ渋みと、オルニチンが持つ塩味、そしてパラチノースが持つ甘みが合わさり、味がバラバラとなってしまい飲みにくい、という次の課題に直面しました。この課題を解決するために0.01g単位の成分調整を何度も繰り返し、最適なバランスへと導くための試行錯誤を3ヶ月にわたり行いver1.0のレシピは完成に至りました。そして本生産を実施、2020年12月24日、先行発売を開始することとなりました。

The Tough get Going.
その一瞬に力を

Laysens.


株式会社エムエスディ

ソーシャルデザイン × ブランドビルディング
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エムエスディは商品を企画・開発・デザインする会社です。
社会に横たわる様々な課題を捉え、「よい商品を通じた、幸せな社会づくり。」という理念の元、
社会課題や地域課題の解決に寄与する商品とブランドの開発を行っております。
商品・ブランド開発の方針
自社内で研究開発部門とデザイン部門を有し、
学び続ける組織として、チームで商品の開発を行います。
ソーシャルデザインの手法を活用し、業務の分断・分業を行わず、
インサイト・研究知見・デザインをチーム全体で学びながら商品・ブランドの開発を行っています。